| Miscellany a collection or group of things that are very different from each other |
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編集者が思いついたことを気ままに書き留めています。
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TOEICは20年以上前の大学生の時に初めて受験して以来,僕にとって今回が5度目の受験だ。 仕事でTOEICのスコアを聞かれるから受けたわけじゃない。通訳の仕事では現場での経験の有無が評価されるし,翻訳ではエージェントが課す翻訳試験で合否が決まる。TOEICの点数は評価されない。 今回の受験は (大学時代を除く)過去3回の受験と同様,TOEICテストの内容を調べるためだ。Linkage Clubでは年に3回メンバーがTOEICの受験をしていて,今回は僕の番というわけ。僕の役目はTOEICで出題された問題を覚えて帰ってくること。全て記憶することは到底できないから,どんな単語・表現や文法・語法のポイントが出題されていたかを記憶することになる。 試験会場は大学。受験者は6割が女性で,大学生らしき人が大半。就職活動でTOEICのスコアを求められるんだろうね。今回の教室は定員が300人はありそうな大教室。僕は一番後ろでしかも一番隅っこ。教壇には300人収容の大教室に不釣り合いな小ぶりのCDラジカセが置いてある。「CDラジカセかよ」 と突っ込みたくなる。試験開始前に音声チェックが行われ,「音が聴き取りづらい方は申し出て下さい」 と聞かれる。別に聴き取りづらくはないが,一番前で大きな音で聴ける受験者と比べれば,後方の席の受験者はより集中力が求められるぶん不利だ。少なくとも教室の天井から吊された大型のスピーカーを使用するか,センター試験のように個別のICプレーヤーを用意するべきだろう。受験料は決して安くないんだからね。 さて,試験開始だ。 リスニング・セクションの 「記憶」 はとても難しい。Part1の写真描写問題とPart2の応答問題あたりのキーワードを覚えるくらいが精一杯だ。Part3とPart4では問題を解くことに専念する。ちなみにPart3とPart4は,英語を頭の中で日本語に置き換えて理解しているレベルでは到底答えられない。会話やナレーションを聞き流しながら,問題文をちら見できるレベルでないとだめだ。そうなるためには 「英語を聞き流す」 ような勉強ではなく,「英語を聞いて答えの原稿を見て確認・理解する」 という練習を行い,その量を少しずつ増やしていく訓練が必要だ。これは時間がかかる。秘策やウルトラCはない。ただ,英語の映画やドラマが理解できるような高いレベルは求められていない。あくまでナチュラルスピードの語学教材(スラングや凝った言い回しを用いず,標準的な語いで構成された会話やナレーション)が理解できるレベルということだ。 45分間のリスニング・セクションが終わると次は75分のリーディング・セクションだ。このセクションのPart5とPart6は記憶しやすい。もちろん記憶するのは解答に関係する次のような単語・表現・文法・語法だけだ。 01. when Ving (Vする時に) 02. those Ving (Vしている人達。those = people) 03. seek (= try to get) 04. promptly (= immediately) 05. workload (仕事量) 06. adhere to ... (= obey) 07. depart (= leave) 08. shortly (= soon) 09. match (= equal) 10. be poised to V (= be about to V) 11. be subject to …(…を受けやすい) 12. promising (= hopeful) 13. the third consecutive year (3年連続) 14. instead of Ving 15. be interested in … 16. every three weeks (3週間に一度) 17. be suited (適している) 18. oneself (「自分で」という意味の「副詞」) 19. indicate that ... (…であることを示す) 20. meet regularly *これは実際の問題の番号や出題順序とは異なります。 このコラムを読んでいる人の大半はALL IN ONEの学習者だろうから指摘しておくと,今回のテストで出題された上記の20問のうち,ALL IN ONEの例文や単語欄の補足に載っていなかったのは5番,6番,10番ぐらいだ。残りはALL IN ONEをじっくり学習していれば,直接的,間接的に正解できた問題ばかりだ。TOEICのリーディングセクションはフォーマルな英語だから,ALL IN ONEのフォーマルな英語との相性がとても良い。 TOEICテストの文法問題の特徴の一つは 「品詞」 の問題だ。例えばforの後ろに置かれる品詞は何か(→名詞である)とか,名詞の前に置ける代名詞はour, we, usのどれか(→ ourである),主語と動詞の間に置ける品詞は何か(→副詞である)のようなことを問う基礎的な文法が出題される。また,文法構造に関する問題,例えば動詞の目的語としてのthat節とwhat節の区別や,分詞構文を作る能力,関係代名詞の区別など,文の構造を正確に把握する能力が試される。これらは大学受験での英語の成績が良かった受験者にとっては非常に好都合な(=やさしい)問題だ。しかし,文法問題がほとんど出題されず,語いの問題ばかりの時もある。TOEICが業務で必要とされるライティング能力を判定できないと僕が考える所以はここにある。僕は,Part5 や Part6 は全て基本的な文法・語法問題にすべきだと思う。それをしないのは,ひょっとしたら,TOEICテストを作成している人達に,英語力を効果的に測れるような良質な文法・語法問題を作成する能力がないからではなかろうか (これは英語を母国語とする英語教育者にありがちなことだ)。ちなみに語い力はPart7で十分に測ることができる。 TOEICテストについてはいくつか問題点はあると思うが,僕は次の点は評価している: 1. リスニングの比重が高いこと。 2. 設問が標準的で,問題数が多いこと。 テストを難しくする方法は2つある。 一つは,英語自体を難しくすること。例えば英検と大学入試。英検は級が上がると英語が難しくなる。英検準1級では英字新聞が読めればよいが,英検1級ではタイム誌の記事がある程度読める力が必要だ。また,大学受験も一部の難関大学の英文は驚くほど難しい (合格点は低いが)。これらの試験は時間が足りなくてできない,というよりは,内容が難しいから,英語力以外の知識や能力も試されるから問題が解けないというもの。 もう一つは,英語と設問のレベルを上げずに問題量を多くすること。この例がTOEICだ。このタイプの試験は時間があればもっとできるのに時間がないから問題が解けない(特にリーディングセクション) というものだ。短時間に大量の英語を処理できないのは英語のインプットが少ないためだ。僕はこの 「問題量を増やすことで難しくする方法」 は英語の基礎力を測る上でとても効果的だと思う。大学受験も是非そうして欲しい。 僕が初めて受けた20年前と比べて,また,2006年5月より前の旧テストと比べて,最近のTOEICテストは難しくなっていると思う。そう感じるのは特にリーディングセクションだ。以前に比べてリーディングセクションの解答時間に余裕がなくなってきている。別に偉そうに言うわけではないが,英語で飯を食っている人間が解答時間に余裕が少ないというのだから,一般の受験者は相当時間が足りないはずだ (時間が足りなくて,やり残しががあっても,800点〜900点は出せるのだが)。 今回のテストではリーディングセクションはちょうどの時間で終わった。問題を記憶しながら時間内に全問解くというのはとても疲れる。しかもスコア・レポートはLinkage Clubに提出しなければならないから恥ずかしい点数も取れない。今回はリーディングセクションは間違っていても1個だと思うが,リスニングセクションで3箇所ほど集中力を欠いた箇所があった。予想スコアは960点〜980点。過去3回は975点〜990点だ(学生時代ははっきり覚えていないが900点は越えていたと思う)。 試験が終了するとこれまた忙しい。大急ぎで教室を出て鞄からメモを取り出す。暗記した問題を早く書き出さないとすぐに忘れてしまうんだ。他のメンバーも同じようなことをしているのだろう。TOEIC試験終了後にロビーのテーブルで必死にメモっている男性を見かけたら,それは僕かLinkage Clubの他のメンバーか,同業者だろう。 最後に,ALL IN ONEの学習者へ。 単純な例文の暗記では効果が半減するよ。例文に含まれる単語一つ一つを修飾関係と文の構造をしっかり把握した上で理解することが大切だ。そうすれば単に語いが増えるだけでなく,品詞や文の仕組みにも強くなれる。それがTOEICの文法対策には有効だし,英語の実務ライティングにも効果がある。焦って表面的な学習をしないことだ。 それから,英英辞典をどんどん引こう。英英辞典を使うのに抵抗がある人はenglish x englishで訓練しよう。これは決して回り道にはならない。それどころか,英語上級者(TOEICで言えば900点台)への道を歩む大きなターニングポイントになるかもしれない。僕が英英辞典を引き始めたのは大学入試の勉強がきっかけで,それ以後はずっと英英辞典だ (僕はある単語のニュアンスをつかみたいときは3,4つの英英辞典を引く)。 リスニングは,集中して聴かなくてもALL IN ONEやenglish x englishのナレーションが理解できるぐらいまで訓練しよう。他の教材でも同じだ。これがTOEICのリスニングセクションの対策だ。英語の音に慣れるという意味において 「英語を聞き流す」 ことは悪いことではないけど,意味も考えずにただ聞き流していても効果はないよ。 それにしても,TOEICの受験料って2000円ぐらいが妥当だよね〜。 |
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| 昨年 Re-Start で勉強をしてブログを書いてくれていたjewels 777さんがお子さんと一緒にビートルズの曲 「ob-la-di ob-la-da」 をカラオケ(?)で歌ったそうだ。 You Tube に次のカラオケがあったので,僕もこれで歌ってみた。 これは Desmond と Molly の夫婦の生活を陽気に歌った楽しい曲だ。 だが,次の2箇所がうまく歌えなかった。 |
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| みんなはどうかな? 青字の部分がうまく歌えただろうか。 だが,1回,2回とこの部分を繰り返し聞いて発音のコツがつかめた。4,5回口慣らしをしたら完璧になったぞ。 発音のコツは, And の d は省略する。単語の最後の子音は心の中で発音するような感じで。 as she は s と s が重なるから s を一つ省略して発音する。 gives it のように 子音+母音は結びつけて (givesit と) 一つにする。 h- で始まる単語の h はお腹からハーと息をはくだけ。h を省略するつもりで。 これをわかりやすいようにカタカナで示してみよう。 逐語的に発音しようと頑張らずに,音を省いたり,繋げたりしてだらしなく発音するのがコツだ。下線を引いた部分に注目:
このカタカナを10回くらい繰り返して口慣らしを十分にした後,もう一度カラオケで歌ってみよう。たぶん歌の速度について行けると思う。 英語の発音と聞き取りがうまくなるためには,英単語は複数並ぶと文字通りには発音されないという現実を早く受け入れる必要があるんだ。 特に我々日本人は学校で,英単語を1語ずつ綴りを確認しながら忠実に発音する練習しかしてこなかったからね。 このような発音のコツを 身につけるには ALL IN ONE のCD (Disk2) についている 「ネイティブ式発音のコツ」 が適している。419例文全部がナチュラルスピードと同じ速度で発音できるように頑張ってみよう。CNN や ABC ニュースのアンカーのようにかっこいい発音ができるようになるよ。もちろん聞き取り力の大幅アップは間違いない。 今度のカラオケパーティでは ob-la-di ob-la-da を歌おうかな。 |
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| 大学入試シーズンの到来。電車に乗っていると受験生らしき若者が参考書を読んでいる姿をよく見かける。 先週行われたセンター試験は良い問題が多かったと思う。設問で使われた英文から,Re-Start や ALL IN ONE の学習者の刺激になりそうな問題を出してみよう。 第6問の一部を抜粋したのが次の英文だ。この英文を読んで僕の質問に答えてちょうだい。(和訳を参考にしてもいいよ)
それでは問題を出そう。 3つ目の文のhaveは 「もっている」 という意味ではないよね? じゃあどういう意味かな? 単語の意味がわからないとhaveの意味も見えてこないから,以下で紹介しておこう。 corporation = company arrange to V = Vするように手配する located = 「ある」。 所在を示す時に使うことば。過去分詞。 perform = doを格好良く言ったことば。carry outとも言える。 essential = very important or necessaryという意味だ。 それじゃあ答え合わせだ。 この have は第5文型の用法だ。「have+目的語+動詞の原形」 という構造が見えた? つまり,「<目的語>に…させる」 という意味だ (この have の解説は Re-Start Lesson 56, 57)。 often located in a different country の前後にカンマが置かれているよね。これはその部分が 「補足的な情報」 だから ( ) にして読んでね,という意味だ。その通り ( ) にしてスキップすると, have another company perform essential tasks という第5文型(VOC) の構造が見える。( ) の中にある located は過去分詞だ。過去分詞は 「形容詞」 の役目をするのは知ってるよね(Re-Start Lesson 96 で詳しく書いてある)。located が company を補足的に修飾しているんだ。 それから,a large corporation arranging to の部分だけど,この arranging は2通りの解釈が可能。一つは arranging を現在分詞,つまり形容詞と考え corporation を修飾しているという見方。和訳すると,「…するように手配している大企業」 ということ。もう一つは arranging は動名詞で corporation が動名詞の意味上の主語だという見方。 和訳すると,「大企業が…するように手配するということ」 だ。主語は model,つまりsystem だから,述語は corporation (企業)と考えるよりも,arranging (手配すること)と考えた方が理屈に合うよね。第3番目の文は次の意味になる。 そのようなモデルの一つは,大企業が,他の会社に (海外にあることが多い) 基幹的な業務をやらせるというものです。 つまり,ネットを使った経理業務などの海外アウトソーシングのことを言っているんだね。 この問題を出したのは,おそらくセンター試験の受験者全員がこの文で 「あれっ?」 と立ち止まっただろうからだ。ここがすんなり読めた人はたいしたもんだよ。ちなみに,英語ができるようになってくると,have a company, located という部分を見た瞬間に,後ろの方に「動詞の原形」 が出てくることが予想できるようになるんだ。それができるようになるためにはしっかりとした文法と語い力,英語を前から (リスニングをするように) 読むという訓練が必要だ。みんなも必ずできるようになるから頑張って欲しい。 問題とは関係ないが,第1文と第2文で has made, have appeared という現在完了形が使われている理由はわかる? なぜ過去形にしなかった? それは 「最近の過去にそれが起こり現在そうなっている」 という 「現在の状況」 を述べたかったからだよね。 過去形にしちゃうと,「現在そうなっている」 という部分が欠落してしまうからね。(この点は Re-StartのLesson 33に詳しく書いてある) 僕は 「共通一次テスト」 の世代。受験勉強は旺文社のラジオ講座とか「百万人の英語」 が特に記憶に残ってるね。楽しかったな〜。駿台文庫の700選なんかも使った。当時 ALL IN ONE があればもっと楽に英語の成績が上がっていただろうと思う。当時は今と違い,受験参考書の選択肢が限られていたね。 そんな〜時代もああ〜ったねと〜 |
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| ブログを紹介している Peace さんが年末の忘年会でビリー・ジョエルの Honesty を歌うそうだ。そこでちょっと歌詞を調べてみた。とても良い詩だ。それに英語の勉強にもなる。最初の一節を見てみよう。一見簡単そうだが正確に理解できる人は意外と少ないかも。 | |||||||||||||||||||||||||||||
| 【歌詞】 If you search for tenderness, it isn't hard to find. You can have the love you need to live. But if you look for truthfulness, you might just as well be blind. It always seems to be so hard to give. |
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| 【参考訳】 やさしさを探すのなら,見つけるのはむずかしくない。 生きていくのに必要な愛なら手にすることができる。 でも正直さを探すというのなら,盲目であった方がましだろう。 正直さは常に,差し出しがたいもののようだ。 |
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| まあ,だいたい参考訳を読めばわかると思うけど,1行目の it は tenderness を指している。では,to find は to不定詞の何用法? 答えは
hard を修飾する副詞用法。「〜するのが」 と訳すあれ。 「it ... to不定詞」
の構文じゃないよ。 find の目的語が後ろに欠落しているよね。これは find
の意味上の目的語が it (= tenderness) であることを聞き手に知らしめるためにわざとそうしているんだ。 2行目の need と to live の関係はわかった? ここは need to live (生きる必要がある) と解釈してはだめ。 to live は 「生きるために」 で need を修飾する副詞(用法)だ。 need の目的語は省略されている関係代名詞の that だよ。 the love (that) you need in order to live ということだよ。 4行目の It はもうわかった? この It は3行目の truthfulness だよ。 最後の to give は一行目と同じく hard を修飾しているんだ。 ちょっとしたことだけど,文法ってけっこう大事でしょ? ここで取り上げた to不定詞の副詞用法は Re-Start の Lesson 80 を読むべし。 Billy Joel は偉大な詩人だなー。 |
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